この記事でわかること
・子どもの興味を広げる「図書館の借り方」
・子どもの“今日の方向”を見つけるコツ
・深掘りにつなげる本の選び方(図鑑→マンガ→物語)
図書館は、ただ本を借りる場所ではなくて、
私にとっては子育ての中で「子どもの興味の方向」を探す場所でもあります。
子どもの興味って、季節や成長でどんどん変わりますよね。
ある日は恐竜、ある日はお菓子作り、ある日はうんち!、そして、なぞなぞや言葉遊びに夢中になったり。
もう少し大きくなると、謎解きミステリー、歴史・・・。
その“今の熱”をそのまま学びにつなげられるのが、図書館の強さ。
今日は、子どもの興味を広げたり、深掘りしたりするために、わが家がやっている図書館の使い方をまとめます。
図書館は「興味の種」を見つける場所
親が「これを学んでほしい」と用意したものより、
子どもが自分で見つけた“好き”のほうが強いです。
私が「ぜひこれは子供に読んでほしい」と思うような本や、課題図書に選ばれるような優良な本、そういうのに限って子供から手に取ることは少なかったりします。
でも強制は絶対にしません。本を「読まされる」ものにしたくないから、「面白そうだから借りてきたから、読んでみて~」という感じで渡します。
子供は興味なさそうに読みだして、読み終えることもあれば、途中でやめて期限がくることも。
それでも良しとしています。「なんで読まなかった?」とは絶対に言いません。
今のタイミングじゃなかった、ということだと思います。また時期が来たら読めばいい。あるいは、別の時にその本を見かけた子供が「あ、これ途中まで読んだことある」って思いだす。そのきっかけになるだけもいいとすら思っています。
だから私は、図書館を「学習のため」だけに使うのではなく、
“興味の種を見つける場所”として使っています。
そして種が見つかったら、図書館で深掘りしていく。
この流れができると、子育てが少し楽になります。
わが家の基本|「広げる日」と「深掘りする日」を分ける
図書館では、毎回同じ借り方をしません。
- 広げる日:ジャンルをバラバラに借りて、子どもの反応を見る
- 深掘りする日:反応が良かったジャンルを中心に、関連本をまとめて借りる
「今日は何に反応するかな?」を観察するだけでも、子どもの“今”が見えてきます。
「今ハマっているもの」から、知識を増やす
子どもが今ハマっているものは、最強の入り口です。
- 恐竜にハマったら:恐竜図鑑・化石・地球の歴史・恐竜の絵本
- お菓子にハマったら:レシピ本・計量・食材・発酵・お菓子がテーマの本(こまったさんシリーズなども)
- スポーツにハマったら:体の仕組み・筋肉・栄養・有名選手・ストレッチの本や、上達系の本も
- うんちにハマったら:人体・消化・健康・腸・うんちの絵本、うんちはどこにいく?や、動物のうんちの比較絵本など
- なぞなぞや言葉遊びが好きなら:ことわざ・辞典・語彙・論理パズル・だじゃれ
大人が見ると「そんなこと?」と思う入口でも、
子どもにとっては興味の強い扉です。そこからなら、知識をどんどん入れていけます。
図鑑→マンガ→物語で、知識が定着しやすい
うちは「図鑑だけ」「物語だけ」に偏らないようにしています。
同じテーマでも、いろんな角度から触れると理解が深くなるからです。
例えば恐竜なら、
- 図鑑で全体像(名前・分類・特徴)
- マンガで軽く反復(定着)
- 物語で感情にひっかける(好きになる)
- テレビで恐竜の化石のドキュメンタリーなどあれば録画しておく
この順番は、他のテーマでも使えます。
さらにさらに、子供の情熱があるうちに、博物館にも行けたらなおよし!ですね。
借りた本の「どれを選ぶか」で、子どもの方向が見える
ジャンルを混ぜて借りて、家に置いておくと、
子どもがどれを手に取るかで、今の興味が分かります。
親が「これが良さそう」と思った本より、
子どもが自然に手に取った本のほうが、次の深掘りのヒントになります。
そして次の図書館では、そのジャンルを少し多めに借りる。
これだけで、子どもの“好き”が育ちます。
“関連本を並べる”だけで、学びが勝手に立ち上がる
図書館で借りた本は、読み切らなくてもOK。
でも、ひとつだけ意識していることがあります。
同じテーマの本を、まとめて目に入るように置く。
例えば「恐竜コーナー」「お菓子コーナー」みたいに、
家の中に“ミニ図書館”を作る感覚です。
すると子どもは、気になったタイミングで勝手に手に取ります。
興味の反復が起きて、深掘りが自然に進みます。
しかーし、ある日急に興味を失うことも全然あります 笑
こないだまであんなに熱心に恐竜の絵本みてたのに、もう読まないの!?みたいなことも普通にあります。
もちろんそれもOK.次の探求がはじまったら親もそれを一緒に楽しむのみです!
図書館は「親が答えを出す場所」じゃなく「一緒に探す場所」
子どもに「これ学びなさい」と言うのは簡単だけど、続きません。
図書館は、親が先生になる場所ではなくて、一緒に探す場所だと思っています。
「これ面白そうだね」
「この本、絵がかわいいね」
「これ借りてみる?」
そんな会話の積み重ねが、子どもの興味を育てる一番の近道でした。
まとめ|図書館は、子どもの“今”を学びにつなげる場所
図書館を「本を借りるだけの場所」にせず、
子どもの興味を広げたり、方向を探ったりする場所として使うと、子育てが少し楽になります。
- 広げる日/深掘りする日を分ける
- 今ハマっているものから知識を増やす
- どれを選ぶかで「今の方向」が見える
- 親が答えを出すより、一緒に探す
“勉強”として頑張らなくても、
興味のままに借りて、置いておく。
それだけで、知識の幅が広がり、深掘りもできる。
図書館って本当にありがたいです。
あとね、図書館って私たちの税金で成り立ってるもの。せっかくの公共サービスなので、積極的に活用したいなと思っています。
そして、図書館も利用されなくなると、(高齢者が新聞読んでるだけ、とか)統合や廃止の対象になる恐れだってあります。
どんどん利用して、新しい本も入れてもらって、知の財産を大切にみんなで使っていけたらいいですね。
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FAQ
Q1. 借りた本を読まないまま返すことが多くて…意味ありますか?
A. あります。図書館は“出会いの量”が価値なので、当たりが数冊あれば十分です。読まない本が混ざるのは自然だと思っています。
Q2. 子どもの興味がコロコロ変わって、深掘りできません
A. 変わってOKです。私は「広げる日」を挟みつつ、反応が強かったテーマだけ深掘りします。深掘りは“続いたものだけ”で十分だと思っています。
Q3. 図鑑や知識系を嫌がるときはどうしますか?
A. 物語やマンガから入ります。同じテーマでも入口を変えると食いつきが変わるので、マンガを置いておく、というのもやります。それでも興味なかったら、それは時期じゃないんだな、ということでそのテーマはいったん終了。また別のタイミングで子供から興味を持った時があればいいと思います。
