上を見て自分を削ることで前進してきた

私は20代のころから、いわゆる努力型人間だった。

すごい女性起業家のインタビューなどを見ては、
「自分なんてまだまだ」「こんなんじゃだめだ」と、
自分で自分の尻を叩いて努力する。
そうやってここまで来た。

実際、それで積み上げてきたものもある。

でも同時に、そのやり方の副作用も今ははっきり見えている。

  • 渇望感が消えない
  • 今ある到達点を味わえない
  • すぐ次の不足を見る
  • 前進しても安心が来ない

だから、昔は推進力だったものが、今は消耗にもなっている。
正直、自分のこういう性格は本当に疲れる。

さらに悪いことに、こういう努力型人間は、人にもそれを要求しがちなところがある。

なまけている人間、努力でできることをやらない人間に対してイライラする。
ぶっちゃけ、器が小さいともいう。
おおらかではない。

なんだか、これまでの人間関係を振り返ると、
こういうがちがちの努力型人間よりも、
ややルーズでおおらかな人のほうが、まわりに人がいる気がする。

そりゃそうなんだよね。
がちがち、つめつめな人って、まわりにいる人間も疲れるし、
緊張感が伝わるから。

常に努力するのはよいことだとしても、
私は「比較」から落ち込むことも少なくない。

すごいな、と思う人を見て、
「よし、自分もがんばるぞ」
「何か盗めることはないかな」
「あ、これ参考にしよう。ラッキー」
こう思えたらハッピーだ。

でも私は、最初に戻ってしまう。
「やっぱり私はまだまだだ」
「みんなこんなにすごいのに、私はまだこんなことをしてる」
そんなふうに、落ち込むほうへ思考回路が向きやすい。

ほんと、大変な性格だと思う。

自己評価は低いし、ネガティブだし。

あ、でもこんな私でも資産4000万円以上は築けたので、
それはこちらの記事をどうぞ。

というわけで、今の自分が解決したい課題のひとつが、
「比較しても落ち込まないこと」

ぶっちゃけ、まったく興味のないキャバ嬢の豪遊ツイートを見て、
自分の生活がしょぼく感じたりすることがある。

キャバ嬢という仕事も、ブランド品も、豪華クルーズも興味ない。
なのになぜ、比較して落ち込むところまでセットなのか。
自分でもわけがわからん、となる。

そこで、自分で自分を訓練してみることにした。まじめなので。

① まずは「比較スイッチが入った」と気づく

最初の訓練は、内容を考える前に
「今、比較スイッチ入った」
と気づくこと。

たとえばXを見ていて、こんな反応が出るときがある。

  • なんか胸がざわつく
  • 自分がしょぼく感じる
  • 焦る
  • むかつく
  • でも目が離せない

この感じが来たら、中身の分析より先に、
まずこう言う。

比較反応きた。

ポイントは、
「私はだめだ」ではなく、
「比較反応が起きてる」と、
現象として見ること。

② 定型文を決めておく

頭の中だけだと流されやすいから、
最初は短い定型文を決めておくといい。

たとえば、Xを見て落ちたときに、
心の中で毎回これを言う。

比較反応。これは参考か、刺激物か。

これだけでもかなり違う。

さらに余裕があれば、ここまで言う。

参考なら1個拾う。刺激物なら捨てる。

全部を自分の価値判定に使わない。
まずはそれだけでも十分。

③ 身体の反応を切る

私は「比較すると落ちる」の前に、
刺激で身体が反応するタイプでもある。

だから、思考訓練だけじゃなくて、
身体の反応を切る動きも相性がいい。

たとえば、ざわついた瞬間にこうする。

  • スマホを伏せる
  • 立ち上がる
  • 水を飲む
  • 10秒だけ視線を外す

これも立派な切り分け。
思考の問題に見えても、最初は神経反応だから。

④ 自分の現在地の価値を消さない

私は昔から、
「上を見て、自分を削って前に進む」
でやってきた。

だから今必要なのは、
比較しても、自分の現在地の価値を消さない訓練
だと思う。

たとえば、強い人を見たあとに、
必ず最後に一文だけ足す。

私もここまで来た!!

これは、他人を下げるためじゃない。
自分の現在地を消さないため。

深い哲学より、「比較の初動をさばく型」

私に必要なのは、深い哲学というより、
比較の初動をさばく型
なんだと思う。

順番はこれで十分。

  1. 比較反応きた、と気づく
  2. 参考情報か刺激物か分類する
  3. 1個だけ拾うか、捨てる
  4. 最後に自分の現在地を1個確認する

これは訓練でかなり変わるはず。
相場から離れられたのと同じで、
思考回路にも少しずつ「仕切り」は作れる。

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