図書館で“深掘り”する具体例:うんち編|人体・腸・下水道まで、子どもの興味はどこまでも広がる

幼稚園でも小学校でも、子どもって本当にうんちが大好き。
「うんち!」は子どもにとって、最強の入り口だと思っています。

親としては「また…」と思う瞬間もあるけれど、
うんちにハマったときほど、図書館で学びに変換しやすいテーマはありません。

人体・消化・健康・腸・下水道のしくみ・動物のうんち…。
“笑い”から入って、知識の幅をぐっと広げられます。


うんちにハマったら、図書館は最高の教材庫になる

うんちが好きな時期って、なぜかすごく長い(笑)。
そしてその熱量は、親が思う以上に強いです。

私はこういう時期こそ、
子どもの「好き」を邪魔せず、次につながる本をそっと置いておくようにしています。

興味を持てば「やったー」。
食いつかなければ「あ、はずれ〜」でまた次。
親のサポートはそれくらいで十分だと思っています。


うんち深掘りの広げ方|わが家のおすすめルート

うんち編は、こんな風に広げやすいです。

  1. うんちの絵本(まず笑う・好きになる)
  2. 人体・消化の本(体の中で何が起きてる?)
  3. 腸・健康の本(食べ物・生活につながる)
  4. 下水道のしくみ(うんちはどこにいく?)
  5. 動物のうんち比較(世界が一気に広がる)
  6. 食物連鎖のはなし(地球全体の生命のはなし)

ぜんぶやらなくてOK。
でも“どれかひとつ”でも刺さると、うんちが立派な学びになります。


まずは「うんちの絵本」で大爆笑する

うんちの入口は、やっぱり絵本。
子どもが笑ってくれると、親も助かります(笑)。

うちで大ヒットだったのが『トイレロケット』
子どもたち大爆笑。
同じページを何度も見て笑っていました。

こういう「大好き!」が出た本が見つかったら、それが当たり。
次のステップへ進む準備ができます。


人体・消化のしくみへ|うんちは“体の中”から始まる

うんちは「汚い話」じゃなくて、体の中で起きていることの結果。
消化の本を入れると、急に知的になります。

トイレが楽しくなる うんちのひみつ今泉忠明 (監修), さいとうあずみ (イラスト)

  • 食べたものはどこを通る?
  • 胃や腸で何が起きてる?
  • うんちはどうやって作られる?

ここがつながると、子どもは「へぇ〜」が増えていきます。


腸・健康へ|食べ物と生活に「戻ってくる」のがいい

うんちの話は、腸や健康の話に自然につながります。

  • 便秘って何?
  • 水分や食物繊維って?
  • 発酵食品・ヨーグルト・野菜…

ここまでくると、ただのうんちブームが、
生活の中の「健康」に戻ってきます。

面白くて眠れなくなるウンチ学 左巻 健男 (著)


「うんちはどこにいく?」で下水道のしくみへ

私が好きなのがここ。
“家の外”につながると、世界が一気に広がります。

おしっこ、うんこはどこへいく? (中川ひろたかのせいかつかがく絵本)

うんちはトイレで流したあと、どこに行く?
下水道ってどうなってる?
きれいな水に戻すしくみって?

子どもって「しくみ」が大好きなので、ここは意外と熱心に聞いてたりします。


動物のうんち比較は、最高に盛り上がる

最後は、動物のうんち。
これはもう、子ども大好き鉄板です。

動物のうんちえほん エマニュエル・グランドマン (著),

動物によってうんちの形や量が違うのは、食べ物が違うから。
そこから「草食・肉食」「生き方」「体の作り」まで広がります。

“うんち”から自然科学に入れるって、なかなか強いですよね。


食物連鎖と自然の循環にはなしはつながっていく

“うんち”から自然科学に入ると、次は食物連鎖と自然の循環へ。

ちきゅうがウンチだらけにならないわけ (福音館の科学シリーズ)

うんちはくさいもの、汚いもの。それだけで終わってはもったいない。
ウンチだって大切な自然の役割を担って循環している。
そこまでたどり着いたら、また次の興味の種が落ちてそうですね。


まとめ|うんちは最高の入口。笑いから学びに変換できる

子どもの「うんち!」ブームは、親からすると疲れる日もある。
でも、図書館を使うと一気に“学びの入口”になります。

  • うんちの絵本で笑う(トイレロケットは大ヒット)
  • 人体・消化で体の中を知る
  • 腸・健康で生活につなげる
  • 下水道で社会のしくみに触れる
  • 動物のうんち比較で自然科学へ

子供のうんちブームを、「やめなさい」と制したり、無視したらもったいない。
うんちから広がる世界、興味を大人も一緒に楽しんでみましょう。


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FAQ

Q1. うんちの話ばかりで心配…教育的にどうなの?

A. 私はむしろチャンスだと思っています。人体・健康・社会のしくみに自然につなげられるので、いい入口だと思います。

Q2. 親が詳しくないと深掘りできませんか?

A. 大丈夫です。図書館の本が先生になります。親は「次につながりそうな本をそっと置く」だけで十分です。親も一緒に「へぇ~」って知らないことを知った時のほうが子供も喜んでるような感じもします。

Q3. 下水道や動物のうんちの本って、どこで探す?

A. 本文中に、おすすめの本を数冊あげました。図書館でも司書の方に相談してみてもいいし、「どうぶつのうんち」などを図書館内の検索機で検索してもヒットすると思いますよ。