低収入でも投資を続けられた理由は「安全バケツ」♪(生活防衛費の作り方)

投資を続けるうえで、私にいちばん効いたのは「銘柄選び」でも「投資の才能」でもなく、安心して投資を続けられる土台を作ったことでした。

その土台が、私が呼んでいる「安全バケツ」です。


安全バケツって何?

安全バケツは、ひとことで言うと生活防衛費のことです。

“投資のための現金”ではなく、生活を守る現金

たとえば、夫婦ともに無職になったとき。どちらかが病気で働けなくなったとき。突然の出費が重なったとき。
頼りになるのは「すぐに使えるお金」です。

よく「生活費の3か月分」「6か月分」などと言われる、現金・預金のこと。
私はこれを「安全バケツ」と呼んで、自分の中でお金を分けて管理しています。


私が安全バケツを必要だと思った理由

うちは低収入なうえに、資産のうち投資の割合が多めです。
特に仮想通貨の割合が高くなってしまい、資産額も気持ちもとても不安定になりました。

低収入・家計が薄いと、暴落時にメンタルが先に折れます。

株価が好調なときですら、
「いつかこれは終わる」「いつか絶対暴落はくるはず」
と、まだ見ぬ暴落を過度に恐れていた時期がありました。

せっかく資産は増えているのに、怖くてお金が使えない
私はこの状態を何とかしたくて、逆転の発想で「投資を続けるために現金を持つ」ことにしました。

それまで私は、
「アメリカでは現金は10%くらいで、残りは全部投資に回す人が多い」
という、どこから来たのかわからない情報を信じて「自分もそれぐらいを目指すぞ!」という気持ちでいました。

でも、リーマンショック級の暴落がもし今年来たら?
もし仮想通貨が“電子ゴミ”になったら?
そんな不安が膨れすぎて、私は現金比率をもう少し持っていた方が安心できると判断しました。

そこで「安全バケツ」という考え方を取り入れることにしたんです。


いくらにした?(数字の出し方)

安全バケツの金額に正解はありません。
ただ、考え方としては大きく2つあります。

A:生活費◯ヶ月分で決める

一般的に言われるのは「生活費の3か月分〜6か月分」など。
まずはこの考え方が分かりやすいと思います。

B:目標金額で決める(私の場合)

私の場合は、目標1,000万円にしています。
……とはいえ、現時点ではまだ全然足りません

でも「今いくらあるか」よりも、目標があることで不安が整理されるのが大きいです。
(焦って一気に作るものではなく、少しずつ積み上げていく前提です)


どうやって作った?

やっぱり王道は先取りです。

  • 生活費口座とは分けて、別口座へ
  • 安全バケツ専用口座があるだけで安心感が増える

私はさらに、定期預金に移すこともしています。
金利は大したことなくても、目的は生活資金と分けること

ずるずる使ってしまわないように、少額でも定期に移して、満期は自動更新にしています。


どこに置いた?

安全バケツは、緊急時にすぐに使えることが大事。

国債はやったことがありません。
安全性が高いとはいえ、解約して現金化に1週間かかるものは、私の中では安全バケツにはしません。

だから基本は、普通預金+銀行の定期預金です。


安全バケツができて何が変わった?

日々のメンタルが、ものすごく改善されました。

“投資=恐怖”から、“投資=習慣”に変わる感じ。

安全バケツは、家計の防災バッグ

地震と同じで、「来ませんように」と祈るより、来た時のために防災バッグを用意する。
防災バッグを用意したら、あとは毎日地震のことは考えない。
「ひとまず、やるべき用意はした」と思えますよね。

安全バケツは、家計の防災バッグだと思います。

いつかは来る暴落に備えて安全バケツを用意する。
バケツの大きさは家庭によってさまざまでいい。
バケツが用意できたら、過度に怖がらない。
暴落来ませんように……とお祈りすることもしない。

日々を淡々と過ごせるようになりました。


次に書くこと(予告)

  • 安全バケツ「1,000万」という目標をどう作っているか(途中経過も)
  • 家計の見える化(予算ルール)
  • 投資信託37%の中身と選び方